差が出てきました

今年産まれのアカウミガメの赤ちゃんを預かって、一ヶ月あまり。

そろそろ成長に差が出始めました。 

 

 

同じ母親から産まれた仔ガメたちですが、甲らの色や形は様々で、成長スピードも異なっています。

その一つの要因は、“父親の遺伝子が複数含まれている”こと。

 

アカウミガメは、一回の産卵で平均100個ほどの卵を産みますが、受精に関与したオスは複数いることが知られています。

つまり、産まれた100匹の赤ちゃんのお母さんは一頭だけですが、お父さんは一頭ではないということです。

 

一頭の母ガメは、1シーズンに平均2〜3回の産卵をしますから、卵の数も200から300個ほどになります。

そのうちの誰かが大きくなれば良いという、一億年以上の歴史が生んだ生き残り戦略なのでしょうね。

 

ちなみに、このまま一緒に飼育を続けると、成長の早い仔ガメはより早く多くのエサを食べるので、更に差が開いてしまいます。

 

現在は、“大きな仔グループ”と“小さな仔グループ”に分けて、飼育してます(写真:下)。

この様子は、水族館裏側ウォッチングにてご覧いただけます。(K.K.) 

 

2011年10月27日 08:30

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