こんにちは〜。
みなさんは、イルカたちの体重測定をどのように行うか知っていますか?
飼育しているプールによっても違うのですが、今日は“イルカふれあいプール”のイルカたちの体重測定の様子をお届けします!

まずはこのように、クレーンで吊ったタンカにイルカを乗せてプールから上げます。
と、一口に言っても、大きな仕切り網を数名で操り、ダイバー二名が抱えての作業となります。

次に、1,500kgまで量ることができる体重計の上に降ろし、体重と体長を測定します。
今くらいの季節ならまだ良いのですが夏の好天時には、体や目が乾かないよう絶えず海水をかけて、体温上昇と乾燥を防ぐ必要があります。
測定が終わったらプールに戻して終了ですが、この時もイルカが暴れてケガをしないよう、細心の注意が必要です。

もちろん、おとなしくプールに戻れたら、ご褒美も忘れません。
こうすることで、次からの体重測定やプール移動などでタンカに乗せるときも、落ち着いていられるようになるのです。
慣れたイルカは、プールに戻ったらすぐにトレーナーの前に顔を出し、エサの催促をするほどです。
みなさん、イルカたちの体重測定の様子はいかがでしたか?
このように、プールから出して体重測定を行うことは動物たちの健康管理を行う上で、とても大切なことのひとつなんです(>v<)
次回は、タンカなどを使わない体重測定の様子をお届けします(S.Y.)