今年続いている、ウミガメ産卵情報の続報です。
場所は、知多半島の先端、師崎というところから船で渡った“篠島”。
ウミガメが上陸したとあれば、私は行きます!!笑
篠島での産卵は2年ぶりです。
ウミガメは夜に産卵しますが、何時に、どこで産むかはわかりません。
そのため、産卵頭数の少ない知多半島周辺では産卵現場を見ることは滅多になく、とても神秘的ですばらしい体験になるでしょう。
そんなウミガメの産卵ですが、今回の産卵はなんと、夜8時過ぎに砂浜へ上陸したということでした。
第一発見者は偶然散歩をしていた女の子でした。
そして、ウミガメが産卵をして海へと帰っていくまで、ずっと見守り続けたと話してくれました。
砂浜にやってきたウミガメは産卵が始まるまでとても神経質で、物音や光などの刺激で産卵せずに海へ戻ってしまいます。
今回の産卵は早い時間だったため、たくさんの方が見学に集まったとのことでした。
それでもウミガメが安心して産卵できた裏には、実は島の小学生たちの活躍がありました。
砂浜に降りようとする人に、
『ウミガメがビックリするから!!』と注意をしたり、明かりを消して暗くするように指示をしたりと、ウミガメが安心して産卵できるよう皆さんに働きかけたと話を聞きました。
産卵を確認したら杭とロープで囲って見守るのですが、こちらにも子どもたちが一工夫協力してくれて、たくさんの看板を付けてくれました。
仔ガメたちの孵化は8月の末頃になると思われます。
それまで、島の子どもたちと一緒に見守っていきたいと思います。


